一戸建て住宅の建ぺい率と容積率について

一戸建ての建売住宅や土地を購入するときに、事前に知っておきたい知識としては建ぺい率や容積率についてのものがあります。建ぺい率も容積率も土地ごとに決められている数値で、この数値によって建設が可能な建物の大きさが決まります。建ぺい率というものは、土地上にどの程度の建物を建てることが可能なのかという数値になります。駅近くの商業地の場合では、建ぺい率100%の土地が数多くあって、駅近くの商店街などでは建物と建物がくっついて建っている場合が多くなります。

建ぺい率が大きい物件であれば、建物のために利用できる面積が広くなりますので、土地の利用価値が高い場所という解釈になると言えます。建ぺい率が低い土地だと利用できる面積が狭いことになるわけですが、一戸建ての住宅のことを考えると建ぺい率が低い土地のほうが、ゆったりと空間を使って住宅を建てることになるので評価が生まれる場合もあります。容積率は、土地に建設が可能な建物の延べ床面積を数値的に定めたもののことです。延べ床面積とは床面積の合計を表わした数値のことで、2階建て住宅の場合では1階と2階を合わせた数値となります。

一戸建てが多い住宅街では建ぺい率や容積率は低く抑えられます。一般的には容積率は建ぺい率の2倍の数値の物件が、バランスの良い一戸建て住宅と言うことができます。建ぺい率50%で容積率が100%の建売住宅が、最も一般的で多い数値と考えられます。逆に、建ぺい率50%で容積率80%のような住宅の場合では、1階と比較したときに2階が狭いことが考えられますので、購入の前に把握しておいて目安にすると良いでしょう。

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